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大森屋の品質へのこだわり

最新技術と長年のノウハウを結合させた、
安全・安心・高品質な製品づくり。

大森屋では創業以来一貫して、「品質」にこだわり続けています。大森屋の製造拠点は、日本最大の海苔生産地である九州有明海に面した福岡県柳川市に主力の福岡工場があります。
広川工場と共に、最新鋭の設備を完備したフルオートメーションの両工場は、業界最大規模の生産能力を持つと同時に、国際規格に準拠した品質管理体制で、消費者の視点に立った「安全・安心・高品質」な商品づくりを追求しています。

国際品質管理規格「ISO9001:2015」の取得

大森屋ではすべての製品に対して、世界標準規格の品質管理を要求しています。
そのため、平成12年に全工場で「IS09002」の認証を取得、平成15年に「IS09001:2000年版」の認証を取得、平成21年には「ISO:2008年版」の認証を取得、平成29年には「ISO:2015年版」を取得いたしました。
この規格に基づいて原料の入荷から製品出荷までを管理することで、製品のトレーサビリティ(購入から加工、製造、流通などの過程の明確化)を確立すると同時に、各工程での装置と人による確実かつ適切なチェック体制を徹底して、より一層安心で安全な製品製造を行っています。

福岡工場・広川工場で取得

HACCP システム

HACCP(危険分析・重要管理点)は、1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式で、科学的・合理的に食の安全を管理する世界標準の食品衛生管理システムです。
大森屋の2工場では、HACCPの考えに基づく衛生管理を行っています。

最適保管システムで海苔の風味を維持

大森屋の工場では、最適保管システムが導入しています。これは、原料海苔の産地、摘採時期、養殖方法、品質等級、使用用途等 により、適切な保管方法、火入れ方法(海苔の2次乾燥)を選定し、年間を通じて最適な品質管理を可能にするシステムです。
入札により購入した海苔は、そのまま-25度の冷凍倉庫に保管し、酵素活動を抑えることで品質の劣化を防ぎ、次の行程である火 入れへと最適な素材の状態で移行していきます。 こうした鮮度維持システムにより、大森屋の海苔製品は、海苔本来の旨味や風 味がパックの中で生き続けているのです。

伝統の味にこだわり続ける

製造工程の効率化のために、調味液の製造を外部委託する食品工場が多い中、大森屋では創業以来一貫して、味付け海苔に使用する調味液は、原料の選定から製造・保管・味付け加工までのすべての工程を自社で行い、伝統の味を守り続けています。ISOやHACCPなど、 先進のテクノロジーを柔軟に取り入れる一方で、創業以来培ってきた伝統の味には頑固にこだわり続ける――。
時代とともに変わっていくものと、変わらないものをバランスよく融合させていくことが大切だと考えています。

食の安全・安心を守るために

食の「安全」を追求するため、工場内には先進機器が多数導入されています。生産ラインでは、最新のセンサー技術や画像処理技術を駆使した装置の積極的な導入や、機械装置メーカーとの共同研究による自動化システムの開発など、品質の安定と生産性の向上を追求しています。
ふりかけ部門では、原料をX線装置によりチェックし、合格したものだけを効率よく使用するシステムを構築しています。
また、異物対策としては、金属検出機、異物検査機を全ラインに配置するとともに、「ISO9001:2015」に基づき、製造工程の要所で検査技術を持った専門作業員の目による入念なチェックも行うなど、何重もの審査をパスした製品だけを出荷する体制が構築されています。